失敗しない家づくりの進め方とは?
「家づくりとお金」について基本となるものが「資金計画」というものです。
自己資金と住宅ローンの割合や、いつ・何に・どのくらいの費用がかかるのか、全体像を把握しておく必要があります。
「こういう家がほしい!」という願望を優先させて無理な予算を組んでしまうと、思い描いていた生活を送れない・・・と言う事態になりかねません。
後になってお金が足らず、思い描いていた生活が送れない...という事態を防ぐために、しっかりと資金計画を立てることをおススメします。
資金計画を失敗してしまうと?
無理のない予算で注文住宅を建てるには、資金計画をしっかり立てることが重要です。
たとえば、2,500万円の予算があったとしても2,500万円の住宅が購入できるわけではありません。土地代や後述する諸費用が発生します。
2,500万円の注文住宅を建てようとする場合、土地代を除いても少なくともプラス30%の予算を見越しておく必要があります。
もしこの点を考慮せずに家づくりを進めてしまうと、予算オーバーになってしまったり、住宅ローンの返済が滞ってしまったりする事態になりかねません。
思い描いていた理想の生活を送るために、正しい資金計画を立てましょう。
資金計画の最初の考え方
大きく2つの考え方があります。
1.建てたい家の金額を確認してから資金計画を練る。
2.用意できる金額を考えてから建てる家の資金計画を練る。
私たちが推奨するのは、2つ目です。
こちらの考え方であれば、用意できる金額の範囲内で資金計画を練りますから、住宅ローンも無理なく返済していけるでしょう。
諸費用とは?
冒頭でも述べたように家づくりをするうえでかかるお金は土地代+建物代だけではありません。
"それ以外にかかるお金"を諸費用と呼ぶのですが、みなさんはこの諸費用を具体的に把握されていますか?
主な諸費用をご紹介します。
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・銀行の事務手数料や保証料、担保設定料、印紙代、火災保険料など
・土地諸費用(登記費用、仲介手数料など)
・付帯工事費用(本体工事以外の工事、カーテン、外構、地盤改良など)
・建物諸費用(水道引込費用、給水申込料など)
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諸費用の中には、住宅ローンが使えるものと、現金で用意する必要があるものに分かれます。
そのため、「今手元にいくら必要か」ということと合わせて、「必要なお金をどう準備するか」も検討しておくことが大切です。
諸費用は建物の金額や環境によって大きく異なるため、一概に「これぐらいの金額が発生する」とはいえません。
まとめ
注文住宅を建てる際に把握しておきたい資金計画についてお伝えしました。
無理のない範囲で毎月計画的に返済することができれば、憧れのマイホーム生活を楽しむことができます。
本コラムを参考に、ぜひ正しい資金計画に関する知識を習得されてください。
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